中年ハイカーの絵日記

登山と日々の出来事

小河内岳・登山 2013 8月26日~27日

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9月6日はワンの3歳の誕生日でワンす。読者の皆さん沢山の誕生プレゼントを舌を長くして―待っているでごワンすだよ――

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長かった夏休みも8月29日で終了。最終登山は静かな場所を求めて南アルプス中部の小河内岳へ。まずは中央道の松川インターへ。ここから大鹿村を経由して鳥倉林道まで80分。鳥倉林道から三伏峠へのアプローチは2回目。前回は塩見岳登山でした。6時に林道ゲート前を出発、徒歩50分で登山口に到着。登山届を提出し三伏峠まで3時間標高差800mを稼ぎます。今回は小河内岳避難小屋泊りで自炊、稜線の小屋で水が無く3リッターを荷揚げ。リュックは40リッタを使用。重量は10キロを越え背中にズシリと堪えます。

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三伏峠小屋に10時に到着早い昼食を取り小河内岳を目指し3時間弱の稜線歩きが始まりました。天気はガスが多い中にも時々展望が利き、冨士山、荒川三山、白鳳三山、甲斐駒、仙丈が。写真は烏帽子岳山頂より小河内岳です。これから辿る登山道と今回宿泊する小河内岳避難小屋が山頂左側に望めます。三伏峠からは登山者のほとんどは塩見岳方面へ荒川三山に向かう方はほぼ無。静かな稜線歩きを楽しみました。午後2時に小屋に到着です。

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26日の夫婦の夕食です。佐藤のごはん2パック、魚肉ソーセージ、焼き豚、ゆで卵を炒め最後にチャーハンの素で仕上げて完成。スープはマーボー春雨。美味しく頂きました。

 

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避難小屋は7月、8月は管理人の方が在住。素泊まり4500円です。定員は10名。初めは我々だけでしたが夕方に単独縦走の2名が訪れて4名の宿泊に。写真のように非常にきれいな小屋で、管理人夫婦の河村さんは以前塩見小屋を経営されこの小屋も8年目、40年以上小屋生活をされています。盆の最盛期で宿泊客8名、経営的には成り立たないが登山者の安全のために設置してあるとのことです。(東海フォレストさん有難うございます)、人柄も素晴らしく、色々と山談議をして頂きました。7時には消灯。夜は風雨激しく、星空は望めませんでした。

 

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翌朝、徒歩5分で山頂に、360度山、山、人家はどこにも見えず、南アルプスの山深さが味わえます。朝5時に日清焼そばの朝食、6時にはピストンで帰路に。河村夫婦の見送りをいつまでも受けて下山です。

今年の遠征登山はすべて一泊になり縦走が出来ませんでした。妻の体調が十分でなく、日程も3連休が取れずに効率の悪い登山となりました。4回の遠征で愛車の走行距離は3000キロを超えてしまいました。秋にはのんびりとテント泊を予定している軟弱夫婦であります。