中年ハイカーの絵日記

登山と日々の出来事

北アルプス・縦走は思い出がいっぱいです

 

 

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ウメちゃんを愛する会のよゐこの皆さん今晩ワン。

今日は8月18日、父ちゃん、母ちゃん、TM姉ちゃん、YT兄貴との生活スッカリ板に着いたでにゃん。YT兄貴も毎晩、離乳食に挑戦でワンス。さてーーどんな味がするのかワンにも一口チャブダイデにゃんす

 

ウムーワンの鼻をしても無味、無臭でワンスなー。さてーお味は???YT兄貴、・ちゃんとワンの分は宜しくでアリんすよーーー

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こりゃだめでワンス。風味と言うものがまるでないだにゃん😢 人間界で成長するのも、にゃかにゃか、苦労がありんすだにゃん。

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父ちゃん、無事ご帰還、おめでとうでワンス。4日間の縦走物語ワンも大いに感動したでワンすだにゃん

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平成27年8月7日金曜日、北アルプスは裏銀座縦走を目指して午後8時に京都を出発です。長野道の安曇野インターを深夜割引適用のの零時10分に降り(5200円)一路登山口の信濃大町は七倉ダム横の登山者用駐車場に1時30分に到着、満天の星空が凄いです、5時30分迄仮眠です。朝食はジェットボイルでカップ麺を流し込み、6時に高瀬ダムまで向かうタクシーの列に並びます。20名程が順番待ち。タクシー5台ほどでピストンしてくれます。料金は2,200円ですが4名乗車で一人550円の支払いに。気温は15度風が強く寒いくらいでした。

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8月8日土曜日、ブナ縦尾根の登山口に6時50分に到着。最後の水場が有ります。1リッターをポカリで1リッター真水で計2リッターをザックに。烏帽子小屋まで5時間、標高差1300㍍を7時に出発です。登山道には下から12番・山頂の烏帽子小屋は0番の標識が100㍍毎に打ってあり励みになりました。

 

 

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正午丁度に小屋に到着。喘ぎ喘ぎ、休憩を何度も入れながら所要時間は5時間でした。今回は前回は野口五郎小屋までの行程でしたが今回はこの小屋で一泊です。

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休憩後、烏帽子岳に登頂予定でしたがここで問題が、部屋で着替えていると両太ももがひきつけを起こしました。入山初日でこの事態、足先から腿まで丹念にマッサージ、激登りでミネラル分不足と思い、持参したベビーサラミを10個程注入。初日下山撤退の最悪事態は避けられました。似非烏帽子岳を望み残念至極の当方です。北アルプス3大急登恐るべし

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小屋前からの赤牛岳です。快晴、昨年縦走した立山から薬師岳の山並みが素晴らしいです。登山は景色より天気が大事です。小屋は定員の5割の入り。6畳に3名でゆったりユッタリ。

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8月9日・日曜日烏帽子小屋6時に出発。本日は水晶小屋小屋までの予定です。青空の下3000㍍の稜線漫歩を楽しみます。90分で三つ岳山頂に。槍ヶ岳が遠望できます。

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野口五郎岳山頂に11時に到着、ここで昼食。尾西の赤飯、朝に水を160㏄入れて60分で出来上がり、美味で有ります。3度目の訪問、今回初めての快晴登頂です。なだらかで純白の山肌に大感激です。

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真砂岳を通過し、東沢乗越を目指して200㍍程下ります。ここからは水晶岳の登り返しです。激登りを約1時間、午後2時に水晶小屋に到着。ここでちょっと不安が、水晶小屋は収容人数が40名予約がないと無理と登山者が・・・皆さん予約済みです、受付には三俣山荘、野口五郎小屋の利用を促しています。但し、高年者や遭難寸前の方は受け付けてくれると聞きました。デー疲れた顔で一泊お願いしますと・・・ハイどーぞーと簡単に受付終了、チョット大げさにネットで噂が広がったみたいです。水不足で通過者には水は500ペット一本の販売限定です。宿泊者も1リッター限定です。パック牛乳300円と水1リッターを購入し正面の野口五郎岳を眺めつつ大休憩です。

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8月9日・日曜日  今日の宿泊地、水晶小屋の寝室です。2階にあり65名位が本日の宿泊数です。布団1枚に大人2名ですが、激混みというほどではありません。ザックは梁に吊るします、狭い小屋を有効利用されていました。

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8月10日月曜日です。本日は双六小屋迄の縦走です。6時に小屋を出発。皆さん早出で最後の1名になりました。小屋番に鐘を鳴らしてもらい一日の安全を祈ります、ワリモ岳・鷲羽岳・三俣山荘・三俣蓮華岳・双六岳・双六小屋への今回の核心部に突入です。

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鷲羽岳山頂です。チョット雲がわいてきました。鷲羽池もばっちり、この景色も3度目の正直、このあたりから山ガール・山ボーイが目立つように

 

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 三俣山荘で昼食、休憩後三俣蓮華岳へ後方の鷲羽岳が羽を広げたような姿が良く分かります

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8月10日月曜日、本日のお宿は双六小屋、大きく立派な小屋です。午後2時に到着、夜食までに先ずはビールで一人宴会です。一杯1,000円。ここまで、温存したシシャモを取り出します。ビブレで買った無印食品です。好日山荘横のショップです。ドライフルーツ・ドライ食品が多数、大いに利用したいものです。ググーとジョッキは空に、でもシシャモは残ります。デー愛らしいお姉さんの居るサパーの前に,お替りいかがですかー?当然もう一杯注文、二日間の縦走路を眺めながらの生ビールは最高でした。

 

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8月11日火曜日、本日は西鎌尾根を槍ヶ岳に向かって500㍍を登ります。午前5時に出発、45分で樅沢岳にこの地点で初めてAU携帯が繋がりました。妻と原0ちゃんに無事を報告。山では相変わらずドコモが一歩秀でています。出発から4時間ほどで千丈乗越に到着。はるか遠望していた槍ヶ岳が目前に迫ってきました。ここからは鎖場もあり激登り最後の気力、体力を使い槍を目指します。

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午後0時30分槍ヶ岳到着。今回は山頂には登りません。登山者の皆さん、槍をバックに記念写真に大忙しです。当方はキッチン槍で昼食に槍ヶ岳ラーメンを注文、1,000円です。ヘリで運んだ、生麺がおいしかったです。

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本日の宿泊予定地、大槍フュッテを目指し東鎌を下ります。45分で到着です。ここで予期せぬ問題が、このフュッテは完全予約制、予約無しは宿泊できません。受付嬢から槍ヶ岳山荘か殺生小屋に行くようにと冷たい言葉、仕方なく槍ヶ岳に戻るのも馬鹿らしいので殺生小屋に向かいます。写真は大槍フュッテ前から見た槍ヶ岳、左下に殺生小屋が見えてます、約18分で到着。時間は午後の2時です。

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8月11日火曜日、本日の宿泊地殺生小屋の入口からの風景です。

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本日の宿泊数は30名位、定員の3割でしょうか?稜線に有る槍ヶ岳山荘が有名でこの小屋は人気が有りません。その分、静寂感はたっぷりです。客層も中高年の男性がほとんどで、作りも頑丈でゆとりが有ります。料金も一泊二食付きで8,500円、おかずに豊富さは有りませがご飯とお味噌汁は絶品でした。石油ストーブに辺りながら夜食まで楽しく語らいました。

 

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8月12日水曜日、本日は東鎌を大天井フュッテ宿泊の予定でしたが、13日は朝から雨の天気予報。雨天での縦走は疲れます、テンションは上がりません、下山道の合戦尾根は激下り。すべて考え一日前倒しで上高地に下山することに変更です、12日の一日は天気が持ちます。午前6時に小屋を出発。まずは槍沢ロッジを目指します。3000㍍から1500㍍の上高地まで8時間の長丁場です。午後2時にやれやれで到着。ここから車の回収に七倉ダムまでの道筋が大変です。まずはバスで新島々迄、ここから電車でJR松本まで料金2,450円、乗車時刻は3時15分60分以上余裕が有ります。4時50分にJR松本駅到着、大糸線信濃大町行きは5時59分発、ここでも60分の待ち時間、料金は650円です。乗換と下界の暑さと雑踏に疲れ果て何とか6時58分に到着です。ここから七倉ダムに向かうのが問題です。バスは有りません。タクシーのみの帰路です。誰か同乗者はいないかなーと探します。居りました。単独のお兄さんです、タクシー乗り場で電車の到着を待って30分粘っていたそうです。目と目が合ってお互いにっこりタクシー料金6300円をを折半です。一人3,100円に運転手さんがまけてくれました。帰路、薬師の湯で4日間の汗を流し、安曇野インターで仮眠後、13日の午前4時に京都目指し一路長野道、中央道、名神で無事帰宅となりました