剱岳登山 は一服劔 でイップクです

父ちゃん、母ちゃんお帰り。テント泊は寒くなかったでワンスか？ワンはソファーでノンビリ過ごしたでワンス

9月13日から15日まで2泊テント泊で立山室堂の雷鳥沢天場を基地に剣岳アッタックを目標に夫婦で京都を出発。何時ものように立山駐車場で車中泊。13日は6時に起床。すぐに券売り場に並ぶも1時間待ちの7時50分発のケーブルで出発です。天候は晴れ・本当にやっと待った気候です。

室堂から2泊分の食料、冬衣料、テント一式で18キロを担ぎフラフラでテント場に到着。立山三山が見渡せます。居ながらにして360度の大展望何度来ても飽きません。ちなみに今回で4度目になります。

雷鳥沢テント場を俯瞰します。夕方には200張りを超えていました。水場は雪渓の水、トイレは完全水洗、テーブルも彼方此方に設置され、山岳テント場としては日本で最高のロケーションです。

13日午前11時より当方は一の越から室堂山への半日登山へ。妻はゆっくり休憩の後、立山三山のスケッチに没頭。一の越あたりでガスが湧き出、視界不良に室堂山から前回辿った薬師縦走路の展望ウヲッチを諦め室堂に直行。晩酌用の純米酒・室堂を購入。いそいそとテント場に直行し雷鳥沢ヒュッテの日帰り温泉に。ここでもカップ焼酎を購入、これで楽しい夕食となるはずです。午後4時を回るころから雨が急きょ、テントの前室での調理となりました。お米は今回購入したトランギアー・メステーン無洗米が最大1.5合炊けます。副食はシャウエッセン入りの味噌汁、わかめサラダ、切り干し大根、景気付けは焼酎の雪渓水割りです。午後7時には明日の剣岳アッタックを夢見早い眠りに入りました。

14日テント場から剣岳をめざし雷鳥坂を登ります。天気は快晴。尾根にある剣御前小屋まで約2時間。出発が遅れこの時点で剣岳本峰から前劔アッタックに計画変更を決めました。

劔御前小屋より剣沢キャンプ場を見下ろします。このテント場も200張りぐらいの大賑わいでした。

午前9時にはガスが湧き出し前劔までは視界がありますが、山頂はほとんど姿を見せません、一瞬姿を表しました。

劔沢キャンプ場に到着です。妻は予定通りこの場所でお絵かきです。当方は単独で剱岳にアッタック。しかし時間が遅すぎました。前劔までは時間が足りません。安全第一を考え一服劔までの工程に変更です。

山の交番、山のお巡りさん等で有名な劔沢警備派出所です。この日は山岳事故もなく皆さんノンビリと過ごしておられました。

一服劔からの帰路、劔沢小屋前で登山家の多賀谷治氏と遭遇。連休中はボランティア活動で周辺を見守って旅していることです。木村大作監督の

剱岳・点と記　　春を背負って　の山岳監修もされました。富山言葉が優しく10分ほどお喋り。冬の剣岳ガイドも致しますよとの言葉を頂けました。劔沢小屋で山バッチ、バンダナ、チョコを購入。両手に記念のお土産を持って妻のもとに戻りました。

雷鳥沢テント場の帰路は別山山頂にここで日清かやくご飯を。連休中でもあり、雄山からの立山三山縦走の人で山頂は大賑わい。ここでも韓国、台湾の登山者が多数いました。

14日の夕方、少しだけ山が焼けました。放射冷却で夜には氷点下。テントの表面も白くバリバリに氷つきました。

参考までに今回の経費は

旅費　北陸道高速代敦賀～富山　往復7,380円　深夜、休日割り利用

　　　ガソリン代　走行690キロ　５０㍑　8,350円　立山〜室堂ケーブル・高原バス7,780円（2名）テント場2,000円（2名）リュック重量超600円（往復）合計26,110円が基本旅費です。

その他食費・入浴代・お土産代で12,000円程の出費です。2名で2泊やはりテント泊山小屋泊に比べると廉価に行けました。